自担の舞台を観ました

愛唄を見に行けなくて、歌舞伎も見れなくて(シンガポールは行った)。なのでとても楽しみにしていた自担の主演舞台。
自分が忘れないための覚書です。いろいろ間違えてるところもあると思いますが悪しからず。
 
 
 
 
 
私的初日。晴天でセミが大声で鳴いてる、まだ梅雨が明けてない日。
 
新大久保駅は外国の雰囲気が色濃い街で、グローブ座までの道のりは1人だったので少しドキドキ。笑
突き当たりの信号を右に曲がって、道路沿いに歩いていくと左手にあるグローブ座。
自分の目で見たいとずっと思っていた大きな大きなポスターに、暑いことも忘れてしばし見とれました。
 
 f:id:yuk1m12:20170809095808j:imagef:id:yuk1m12:20170809095825j:imagef:id:yuk1m12:20170809141433j:imagef:id:yuk1m12:20170809141305j:imagef:id:yuk1m12:20170809095846j:image
 
 
初めて入ったグローブ座は、廊下から中を見るだけで「え、近!え!?これ大丈夫!?」って言っちゃうくらい小さな小さな空間で。客席はぐるっと180度、余すところなくステージと客席でびっしり。本当にどこから見ても舞台を楽しめる設計になってるのがいいなと思ったし、でもやっぱりなんとて近くて。笑 
 
ドキドキしながら席について開演を待ってたら、3分前には自然と静寂に包まれる瞬間。あれなんなんでしょうね。誰が何をいうわけでもなく、すっ と会場が無音になるの。
それにまたドキドキしてたら、静かに遠くから聞こえてくる雨音。で、幕が上がります。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134028j:image
 
 
 
歌舞伎の時もだったけど、北山くんが出てくるまでは心臓壊れるんじゃないかってくらい凄いドキドキして緊張します。
毎年馬鹿の一つ覚えみたいにライブで北山くんを見たら「あ、北山くんってほんとにいるんだ…」って思うし、今回は舞台の前にすでにライブで北山くんが実在することを認識してたはずなんだけど、やっぱり心臓が耳の横で早鐘打ってるみたいにうるさかった。笑
 
 
 
あんちゃんでは割りとすぐに出てきてくれました。
初めて入った日は最初の立ち位置の真ん前のお席だったから うわっ て声が出そうになったりして。
 
間近で見る北山くんは顔が小さくて、横顔が綺麗で、腕や体つきがちゃんと男の人なのに線が細くて。(あの服の下にあんな筋肉が詰まってるなんて信じられない)
しばらく自分の頸動脈おさえてて(間近で北山くん見るときの自分の癖みたいなやつ)、勝手にしんどくなってました。
目の前にいるのにすぐローラーでどっか行っちゃったりしないんです。すごいよね、舞台って。笑
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134949j:image
 
 
 
凌くんという人物は、想像していた人物像とは真逆でした。
私が想像してたのは、父親を憎んで なんで帰ってきたんだよ!どのツラ下げて!!って、姉たちや母親を守るように父と対峙する役柄。冴に近いかな。
そういう意味では父親ももっと不遜な態度の人間なのかなと思ってたけど、それもまた違ってて。
 
最初から、まあ突然の再会に戸惑ってはいたけど、多分父親に会えたのが嬉しくて(眉を少し下げて見上げるようにずっと父親の動きを伺ってたのが印象的、姉2人のあとに自分に意識が向いた時の居心地の悪そうな表情もうまい)、自分が働いてる店に来るのも嫌がることなくむしろ電話番号なんて教えちゃって。働きたいって言い出した時も同じ、聞いとくよって。すごいお父さんっ子でした。
 
 
 
最後のシーンでも病気で家族のことを思い出せないお父さんに、思い出すまでそれをドキュメントとして撮り続けるって言ったよね。それってつまりお父さんのそばにこれからずっといるってことなんだな、もうお父さんを1人にしないんだなって 凌くんのお父さんへの気持ちが伝わってくるようで。
思い出すまでここにいろよ!って言葉も必死にお父さんを繋ぎとめようとしてるみたいでした。パパ、僕のこと思い出してよ、って子どもの凌ちゃんが泣いて縋ってるみたいでしんどかった。

子どもを忘れることより辛いことはないんだって。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809135217j:image
 
 
 
幼い頃の凌ちゃんは大人の事情なんてわかんないから、ある日急にいなくなった大好きなお父さんをずっと欲してたんだと思います。
でもお母さんに 一緒にいて と、やわい束縛で縋られたから、母親を見捨てることはできなくて。
1番強い自分の気持ちをおさえて、彼は母親の気持ちを優先しました。
そこはどうなんだろう…推測の域を超えないけど、勝手に北山くんとかぶせてしまって、そう思うとなんだかグッときてしまった。
 
 
 
私は長女なので、冴に感情移入してしまいます。あんなにしっかりしてないけど。

凌くんの言い分はわかります。でも冴の言い分もわかる。高校に行けなくて悔しくて辛かったのも本当、でも手伝いが嫌で家を出て行きたかったというのも本当。それってそんなに悪いことなのかな。遊びたい盛り、自分のために家を出たいって思うのはそんなに悪いこと?

凌くんは自分のしたいこと=いじめられてる学校から転校して大好きなお父さんのとこに行く、ってことを母親の縋りから諦めました。
つまりそこで自分よりも母親の気持ちを優先した。
姉2人が出て行く時に寂しがる母を見て、俺は行かないよってまた母親を優先。だからこそ自分の気持ちを優先した姉たちを許せなかったのかもしれない。
 
1番下の子って上の子たちと親とのやりとりをとても客観的に見てるなと思います。
姉と母親とのやりとりで母親が寂しい思いをしてるのを知ってるから、それを突き放せないんだろうなあ。

みんな出て行っちゃうわね。そうね。のやりとりの そうね、の優しい言い方がすごく好き。
凌ちゃんは好きなだけここにいていいのよ。うん。の うん。も死ぬほど可愛いし、切ない。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134100j:image
 
 
 
最後は父親と凌の二人きりのシーンで終わります。
父は姉2人とはやはりそんなに早くうまくはいかなかったのかな。再婚はしないわよ、と当たり前のように言った母親、ああ見えて割り切ってるのかなとも思います。
 
だけど1人、楽しそうに父と話していた凌くんの笑顔がとても印象的でした。ほとんど一貫して難しい顔をしてたから、最後の最後に穏やかに笑う姿、「もう少し、あんちゃんって呼んでもいいか?」って聞く父に「…わかったよ」って言う優しい声。
その言葉を最後に、暗転。私的には見る人にその後の想像を任す、いい終わり方だなって思いました。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134114j:image
 


あんちゃんは、それぞれの家族のやわい部分をつついてくるような作品でした。

家族は家族だからこそ言わない部分もあって、そこをぐっとおさえて一緒に住んでると思ってます。そういうやわい部分をこの舞台で明らかにされて、もちろん自分にも当てはまるところがあって、家族についても考えさせられる作品。
みやっちも言ってたけど、自分の家族に見てほしい作品だったな。そして見た後にどう思ったかを聞いて、話してみたい。小さい頃に言えなかったこととかも。
 
 
 
芹沢先生もすごいよかったー。私の周りでも芹沢先生ファンたくさんいる気がする。笑
笑いを取り、いい意味で息抜きをさせてくれました。

熱が入ってて、根はいい人なんです。
だけど母親の「凌を、うちの家族をかわいそうだと思うのをやめてくれませんか」って言うセリフにはハッとさせられました。
父親がいなくなってかわいそうな凌、だから劇の主役にして元気づけたい。
純粋な応援の気持ちなんだろうけど、でもそれって受ける側からしたらとてもみじめなんだろうなって思います。
人に良かれと思って善意を押し付けてないだろうか、って少し反省。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134152j:image
 
 
 
ここからはすこし演出について。
 
野球ボールの使い方がうまいなと思いました。
野球ボールはお父さんと凌ちゃんの唯一のつながり。ある意味自分を鼓舞してくれる、お守りみたいなもの。
でもお母さんに縋られてどこにもいかないよ、っていう前に、眉をぐっと寄せてポケットにボールをしまうんです。そして苦しそうな、母親を優先した笑顔。

お母さんにその話をする時、ドアを開く前に大きく深呼吸するのもうまいと思ったなあ。
小さな凌ちゃんはいろんなことを我慢して、悲しくて切なくてかわいそうで愛しくて。
 
 
f:id:yuk1m12:20170809105924j:image
 
 

今日も相変わらず凌ちゃんを抱きしめたい。凌くんも。好きだなー。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809134236j:image
 
 
 
カテコは終始北山くんでしたね。まあいろいろあったカテコでしたが()、舞台を観に来てくれたお客さんっていうのと俺のファン っていうのを足して2で割ったようなお手振りがらしくて好きだったな。
あれ、多分たいぴだったらもっと違ったんだろうなって思うんですけどどうでしょう。丁寧なお手振りしてそう。(行ったことないから知らないけど)
 
  
 
f:id:yuk1m12:20170809134252j:image
 
 

北山くんはアイドルの仕事だけじゃなくてMCを頑張ってるし(現に最近「MC 北山宏光」をよく目にするのが嬉しい)、多分自分の可能性を狭めずにいろんなことに挑戦したいんだと思います。

だけどこんなに素敵な演技をする人だから、どうかまた舞台をやってほしいなって強く思います。だってこんなにも人の心に残る演技になるんだから。

一緒に入った他担の友達が、「みっくんっていつもいい役もらうね」って言ってました。確かになって、作品に恵まれてるというか。
だけどきっと北山くん自身が役と向き合って、いいものにしようって取り組んで、だからこそこんなに素晴らしい作品になるんだとも思います。

愛嬌があって、まじめで、ちゃんと実力もあって。だからこそ共演者さんやスタッフさんに愛されて、そして次の作品につながって行く。輪が広がる。
今の北山くんを作ってるのは間違いなく彼自身だし、それはきっとこの先もどんどん広がっていくんじゃないかな。
だからこそ何十年後も彼を見ていたい、応援させてほしいと思います。
ベンガルさんや荻野目さんに「みっくん」って呼ばれてるっていうの、すごく可愛かったな。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809105807j:image
 
 
 
たくさんの雑誌、休みのたびにあんちゃん関連。
 


f:id:yuk1m12:20170809120622j:imagef:id:yuk1m12:20170809120626j:image
 
 
 
とっても忙しかった。でもその忙しさが幸せだったし、全力をかけた。
泣いて、笑って、たくさん心を震わせて。豊かになった気がするよ。ありがとう、主演舞台。
心のお土産をたくさん持って帰りました。
北山くんを好きになれて本当に幸せです。1ヶ月間おつかれさまでした。ありがとう、あんちゃん。
 
 
 
f:id:yuk1m12:20170809141408j:image
 

たとえば妹だったら、の話

 

※メンバーに妹がいたらどんなかな、っていうただの妄想の話です

※当たり前ですが本人様及び関係者の方とは無関係です

※あくまでも一個人の意見です

※あほなこと言ってるな〜って軽い気持ちで読んでくださる方はこのままスクロール↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前のラジオで妹がいたら、って話が面白そうだったので、暇つぶし(電車が長い)に書いた妄想たち。

最年少からいきますよ〜(正直自分より年下の子たちは想像しにくいけど頑張ります 笑)

 

 

 

千賀くん

すんっっごい妹に優しいと思う。

千賀くんは基本的に優しい子だから(周りのテンションにあてられておいたが過ぎる時もあるけど笑)、自分より年下で女の子な妹のことはすごく可愛がりそう。トレンドにも敏感なので、一緒に買い物とか喜んでついてきてくれるんじゃないかな。

でも妹ちゃんからしたら自分より多い化粧水を使って美顔器を愛用してるお兄ちゃんはどうなんだろうか…笑 「千賀の兄貴ってキラキラしてんな、化粧とかしてんだろ?」ってからかってくるクラスメイトに、「でしょ?お兄ちゃんの化粧水借りてるから私も肌ツヤツヤなんだ〜」って笑って言える女の子であってほしい。(誰)

 

お兄ちゃんの友達の二階堂くんは少しとっつきにくいなと思ってて、たまに家に来る宮田くんが優しくていい人だなってちょっと気になってる。

 

 

二階堂くん

イメージとしてニカって決して社交的な方ではないと思うから、学校では元気!ってしてても家では省エネモードでいそう。それが彼なりの頑張りであることを家族は知ってるから、妹ちゃんもおつかれ、って思いながらあえてたくさん話しかけたりはしない。

だけど仲が悪いわけでは決してなくて、小さい頃たくさん遊んでもらったしお兄ちゃんのことは好き。ちやほやされるタイプではないだろうけど学校ではひそかに上位クラスにある顔と体(個人的な好み)(ニカっていい体してると思ってる)のおかげで友達からお兄ちゃんかっこいいよねって言われることも多い。

今日もぼーっとバラエティ見てるお兄ちゃんをチラ見して、学校で頑張ってたな、おつかれって心の中で思ってる。

 

お兄ちゃんの友達の千賀くんにはたまに買い物に付き合ってもらってて(コーディネートが神)、お兄ちゃんの仲のいい先輩の北山くんに「妹!」って呼ばれるのがなんだか最近とっても嫌。(ちゃんとした名前あるのに)

 

 

玉森くん

学校で学年問わず王子様って呼ばれてるし、同じ学年にもファンクラブ作ってる子がいるのを知ってる。玉森先輩って家でどうなの?って聞かれるのももう飽きた。

のほほんとした見た目だけど実は女子のこといろいろ言ってるのは知ってるし、みんなが思ってるような王子様じゃないけど言ってもどうせ信じてくれないらもう言わないようにしてる。

お兄ちゃんはちょっと変だしマイペースだしたまに子どもみたいなちょっかい出してくるけど、なんだかんだ私のこと気にかけてくれてるのは分かってるし(この前部活で帰りが遅くなる時部室の前で待っててくれて女子の悲鳴がやばかった)、やっぱり家族だけど黙ってたらかっこいいとは思うので好きだなって思う。でも友達から「玉森先輩が当たり前に家にいるのって奇跡なんだよアイドルと兄弟みたいなもんなんだよ」って言われるのにはやっぱりどうもピンとこない。

 

たまに小学生みたいな小競り合いしてるけどなんだかんだ仲のいい二階堂くんは最近かっこよくなったなってちょっとドキドキして、二階堂くんよりも遊びに来る宮田くんは優しいからたくさんお話ししてくれるけどあんまり話してるとお兄ちゃんの機嫌が引くほど悪くなるから宮田くんとお互い気をつけてる。(めんどくさい)

 

 

宮田くん

すごいすごいすごい優しくて、怒られたことなんてほとんどない。理不尽なことも言われないしこんなに優しくいられるのすごいなって人として尊敬してる。

でもその優しさのせいでたまに同級生に意地悪されてるのを見てしまって、なんでそんなことするのって悔しくて泣きそうになるけど、お兄ちゃん別に大丈夫だからって言われるともう何も言えない。そんな時当たり前のように肩組んで妹ちゃん泣かせんなよ〜って言ってる玉森くんがほんとにお兄ちゃんのこと好きなの知ってるからほっとする。

オタクなことにはノータッチ。お兄ちゃんのこと嫌いになりたくないので。(一緒に楽しめる妹もアリ)

 

玉森くんは王子様だけどお兄ちゃんのこと以外興味なさそうで変な人だなって思ってる。最近家に来る藤ヶ谷くんって人がすごいいい匂いがするしかならず妹ちゃんこんにちはって笑って言ってくれるからときめきがはんぱない。(お兄ちゃんと同じ属性じゃない気がするからなんで仲良くなったのかすごい気になる)

 

 

藤ヶ谷くん

妹だけどぜっったいお兄ちゃんのこと大好き!だってかっこよくて優しくていつもいい匂いがして。学校でもみんなお兄ちゃんのことかっこいいって言ってくれるのが嬉しいし自慢のお兄ちゃん。最近ちょっと抜けてるところが学校でも見えちゃって、ギャップがいい〜♡って女子がキャーキャー言ってるのがちょっと嫌。私だけが知ってることだったのに。

お兄ちゃんがたまに連れてくる歴代の彼女はみんな綺麗で優しくていい人なんだけど、やっぱりなんだか面白くない。そんな私のことを知ってるから彼女を送って行った帰りにかならずアイスを買ってきてくれて、そんなんで騙されないからって思うけどやっぱりアイスは美味しくてそんな私を見て優しく笑うから悔しいなって思う。

むかーーしに当時付き合ってた彼氏を家に連れてきたらお兄ちゃんの周りだけ何度か気温下がってるんじゃないかってくらい機嫌悪くなってたから、多分似た者同士。

 

よく家に来る渉くんと北山くん。お兄ちゃんは「わたるいい奴なんだ〜わたるならお前を任せられるよ」って言ってたけど、北山くんと目が合ったらドキドキするって言ったらしばらく固まってた。(怒ってるわけじゃなさそうだけど)

 

 

横尾くん

ちょっと気難しくてよく喧嘩もする。中3になったくらいからあんまり話さなくなったし周りからもこわいって言われるようになった。

だけど高校二年生の時くらいに急に雰囲気がやわらかくなって、犬が飼いたいって言い出して。それから笑うようになったし私にも優しい。あとから聞いたら太輔くんと仲良くなったから、なんだって。

細くてあんまり食べなくて私の方が食べるからお母さんは心配してたけど、不健康ってわけじゃないし背が高くて何回か街で声かけられたって言ってた。お兄ちゃんは興味なさそうだけど。

妹ちゃんが結婚したら横尾さん絶対泣くだろ〜って北山くんにからかわれてそんなわけないだろ、って言ってたけど、それがほんとの話になるのは10年くらい先の話。

 

お兄ちゃんの友達の太輔くんは優しくていい匂いがしてドキドキする。北山くんは名前で呼んでくれないしいつも雑に頭撫でてくるけど前にサッカーの試合で真剣な顔してるの見てから会うと変に緊張する。

お兄ちゃんは「たいしけにしとけ」って北山くんが来るたびに言う。

 

 

北山くん

すんっっごいめんどくさい。すんごいめんどくさい!笑 嫌なことあってちょっと手抜こうとしたら逃げんな、真面目にやれって怒るからすぐ喧嘩になる。暑苦しいなって思うし逆に手抜かないのスマートじゃないって思う。(そのすごさがわかるのはもうちょっと大人になってから)

あんまり背が伸びなかったのが気になってるみたいで、一緒に出かけるときにヒールの靴を履いたらすっごい嫌な顔するのがいい気味でこの前15cmのやつ買った。見た瞬間顔ひきつってたけどプライドが邪魔するのか履くなとは言われない。

帰ってきたらゲームしてるし連れて来るのは二階堂くんとか千賀くんだしお兄ちゃん彼女できないんだなってよくからかってたけど、学校ですごい美人な人と空き教室で並んで座ってるの見てからお兄ちゃんの顔がまともに見れない。口もきかない私にお兄ちゃんは何も言ってこなくて、なんだかそれも寂しい。

 

二階堂か千賀と兄弟になりたくねえなーって笑うお兄ちゃんに、私太輔くんのことが好きなんだけどって言ったらしばらく固まってた。(怒ってるわけじゃなさそうだけど)

 

 

 

以上!メンバーの妹だったら〜でした〜

血縁って最強だけどいつかの未来に絶対勝てない奥さんって人が出てくるから微妙だな…(なんの話)

長々とくだらない妄想にお付き合いくださりありがとうございました〜♡楽しかった〜

リバース最終回に寄せて

10週間にわたるドラマ:リバースが終わりました。

リバロス、あさみんロスという言葉が私のTLでは飛び交っているのですが、同じようになんとなく心にぽっかりと穴があいたような、少し寂しさを感じている人もいると思います。(今朝目が覚めて一番に思い出したのは広沢のお母さんの涙だった…)(重)

 

ブログなんてはじめて書くけど、たいしたことは書けないけど、備忘録として今の私が感じていることをつらつらと書いていきたいと思います。

さらっとおつきあいいただけると嬉しいです〜

 

 

2月。

おたま(玉森くん)の連ドラ決定に沸く。

しかもそれが一般()のドラマで、藤原竜也市原隼人といった豪華俳優陣共演と知り喜びが増す。

主演はもちろん嬉しいけど、サイレーンのチビデカちゃんみたいな普通におもしろいドラマに出てほしいなとよくリア友の玉森担と話してたので本当にこの速報が嬉しかったなー。

 

3月。

ビジュアル公開。

め、メガネ…!32歳…!高校教師…!

素晴らしすぎる設定に頭を抱えたのは記憶に新しい…

 

4月。

リバース、連ドラ開始。

 

 

 

1話を観たあとの衝撃は忘れられません。

えーおたますごい綺麗♡色白い♡美しい♡笑ったらおたまじゃん♡とか、戸田恵梨香藤原竜也の組み合わせ平和すぎるな…無言でチューするとことか雰囲気ある…てか藤原竜也演技うますぎ…とか思いながら、見終わったら心がずっしり重くなった気がして、とにかく犯人が誰か…!っていうことばっかり考えてました。

 

だって誰もが犯人になりうる展開で、すぐ感情移入される私は深瀬視点になり()みんなが怪しいと疑心暗鬼になったし、なんなら深瀬が犯人なんじゃないかって(そんな藤原竜也の映画があった気がする)ああもう考え出したらきりないじゃん…!ってくらいいろいろ考えたなー。

 

面白いことがあるとすぐに共有したくなる(世間ではそれを押しつけという)ので翌日実家に帰り父、妹と再度リバースを鑑賞。

やばない…おもろしすぎる…とまた一人で興奮してると、「続きが気になるからネタバレ読むわ」と言った二人。

信じられないと思いながら「ネタバレはしないで」と頼みこみ、「世にも奇妙な物語の終わり方みたい」とネタバレらしいネタバレはない二人の会話に安心していると、ボソッと父が一言。

 

 

「越智、って愛媛に多い名字だな」

 

 

…。

愛媛って、広沢の実家じゃん。

戸田恵梨香が急に藤原竜也に近づいていったの気になって怪しいと思ってたんだよ。

越智さんが愛媛出身なら、…それ十中八九広沢の知り合いやないかーい!!!

 

というわけで、予期せぬところからネタバレまがいのことを聞き、もういいやとその日のうちに文庫を買ってきて読破しました。

 

前置きが長くなったけど、そんな中で見守った10週間。

 

 

 

ドラマは原作よりも登場人物一人一人のパーソナリティを深めてくれたのがよかった。

浅見は少し冷たい、谷原はお調子者、村井は感じが悪いやつ()みたいな印象だったけど、それぞれがあの事故をうけて抱えている思いとか、そのずっと蓋をしていた思いを再度開けてお互いにどう折り合いをつけていくのかとか、そういった描写を見ながら回を増すごとに一人一人が魅力的な人たちだなって思えるようになった。

 

深瀬との関わりだって、あんなLINE(ごおなきしたやつ)が飛び交うような関係性じゃなかったのに…

ただのゼミ生(しかもスクールカーストの最上級と最下層の立ち位置みたいな)だったのに、ちゃんと友情がうまれてたのが嬉しかったな。

浅見は原作でも深瀬に一番近くていい人だったけど、その魅力がドラマではさらに深まったなと思いました。

 

原作を踏まえて、その良さを壊すことなくさらに良いものにしたドラマってなかなかないと思ってるから、原作を知ってるのに毎週ハラハラする展開がただただ楽しかったです。

 

 

 

原作にいない重要人物として上がってくるのはやっぱり小笠原さんかな。

最初は不気味で完全に敵だと思ってたけど、最後には一緒に真相を突き止める仲間というか戦友になってましたね。

元刑事でないと突き止められない内容もたくさんあったし、小笠原さんの役どころがあってさらに深みが増した気がする。

 

 

深みが増した、といえばもう一人。

広沢のお母さん。

息子の死を抱えながらも同級生にも優しくして、いい人だな、でもまだどこか思うところがあるんだろうなって(例えば成長していく同級生を見て子どものことを思い出してるんだろうなとか)思ってたんだけど。

昨日の愛媛でのシーン。圧巻でした。

 

飲めない酒を飲ませて、不慣れなのに雪道を運転をさせて。

そんなの親からしたらきっと殺人犯となんら変わりはなくて。

アレルギーのある蕎麦を食べさせたことも、深瀬が知らなかったからってそんなの理由にはならない。

 

「あんたらの誰かがかわりに死ねばよかった!」って、包み隠さない親の気持ちなんだろうなって思いました。

綺麗にまとめず、そういうある意味見たくない感情を見せて(しかもオリジナルの展開で)くれたのがさらにリバースという作品を深めたんだろうなって思います。

 

罪を償う人間には許さない人間も必要だという小笠原さんの言葉も印象的でした。

それは深瀬たちにとって罪を風化させないことに繋がるし、広沢のお母さんにとっては今の感情を持っている自分を否定しなくていいことになる。

少しずつ忘れていってる気がするんです…あんなに可愛かったのに…とかも…(泣)

セリフの一言一言がリアルで重い…(泣)

 

対照的なお父さんもよかった。

もちろん思うところはあるだろうけど、いろんなことを含めて帰り際に「またおいで」と言ってくれたあの表情。

その言葉を鵜呑みにしてもいいのかはわからないけど、救われたと思ったらいけないけど、ただただ「ありがとうございます」って思いました。(ありがとうございますとは)(私の立ち位置)

 

 

 

で。

あさみん

 

一話一話出てくるたびに新鮮に「綺麗…」って驚いたし、役どころが基本的に「いい人」で嬉しかった。

てか本当に眼鏡とか…単純にビジュアルよすぎ…

 

教師という聖職者を全うしようとするところも好感を持てたなー。

断酒してウーロン茶しか飲まないとか最高じゃないですか。あの顔で(結局顔)。最高です。

深瀬とのやりとりもほっこりするものが多かったし、藤原竜也のアドリブに時々やられてるおたまをみるのも楽しかった。(号泣深瀬のくだり然り)

 

改めて。

作品として純粋におもしろかった(この言葉でしかまとめられない自分の語彙力…)リバースに玉森裕太が出演できて、私は本当に幸せでした。

 

 

 

原作を壊さないストーリーに、さらに肉付けをするような最終回。

広沢の最後とか、広沢の両親への懺悔とか、みほちゃんとのその後とか。(窪田くんの登場になぜかときめいたのでNのためにみてみようかなと思います)

終わったあとはもう毎週深瀬やあさみんに会えないんだなって寂しくなって、でももう一回みようという気にはまだなれなくて。

いつかまた、もう少ししたら一話から見直したいなと思える最終回でした。

 

内容も、出演者も、本当に魅力的で。

今期のドラマは良作揃いだったけど、その中でもやっぱり特別な作品でした。

いろいろ吸収したと思うから、この経験をキスマイに還元させてくれよーおたまー。

 

なにはともあれ、2ヶ月半おつかれさまでした!

楽しい作品をありがとう〜♡